無農薬の山葡萄ワイン造りに挑戦

盛岡エスプラスカンパニー

山葡萄の栽培と山葡萄ワインの生産販売に特化した岩手県盛岡市のエスプラスカンパニ－(堀内繁喜代表)の完全無農薬栽培に特化する近況をお知らせします。

同社は2011年に東日本大震災に多大に被害を被る以前の2008年から、同県新里地区(現在宮古市)での山葡萄涼美紫1号の委託栽培による原料により、県内の(株)岩手くずまきワインに醸造委託し、販売を続けてきました。

近年は宮古市刈屋地区の山葡萄栽培地での約２町歩の原料によりワインのほかジュースの生産販売に力を注いできました。

加えて2022年秋には、刈屋に隣接する和井内地区の農地3反歩を借り受け、開拓を進め選抜した涼美紫の苗木90本を植栽し、完全無農薬による山葡萄栽培に着手。

収穫は4年後を見込んでいるそうですが、これまで県当局が推奨している雌木10に対し雄木1を、雌木10に対し雄木2を植栽、受粉の有効性を促進し、優良な果実の成育に挑戦しています。同社の国内屈指の優良山葡萄ワイン生産に賭ける想いに、日本山葡萄ワイン愛好会としても、その成果に大きな期待を寄せています。皆さんで応援してまいりましょう！