無化学農薬・無肥料のお茶

「ちんがりまんがり」とは静岡三島の方言で「曲がりくねった路」という意味だそうです。まさに無化学農薬・無肥料でのお茶作りをする日々の苦労をさしているかのようですね。

つきまさ静岡工場さんは、標高496mの静岡県千葉山の天空農園で、無化学農薬・無肥料でお茶の自然栽培に取り組んでいます。

通常お茶畑では需給の安定のために、最低でも年に4~5回の農薬が散布され、製品からも残留農薬が検出されます。国ではポジティブリスト制度を施行し残留農薬の基準値を決めていますが、茶葉については、直接食せずお湯に抽出して飲用し、1度に使用する茶葉量も少量であることを理由に、他の農作物の基準より1000倍も高く設定されているものもあります。 茶畑の農薬散布による近隣民家での農薬被害事件もあり、茶畑については無化学農薬・無肥料で緑茶を栽培される農家さんも増え、最新の農水省の発表では下記の通り、全茶畑の1割が有機JASの圃場面積を占めるとのことです。

農林水産省 統計部公表値(平成29年度)

自然農法の味わい

「今まで化学肥料や農薬に頼りきった畑を、自然製法の畑に転換するするには、長い長い月日がかかります。除草も手作業で取り、化学肥料を使わない土作りをしています。派手さはありませんが、自然農法独特の個性的な味・香りがあります。余分な栄養を必要とせず、毎年生えてくる新茶葉は、私が考えているよちずっと力強いものだと自然製法茶に感じています」
茶葉管理・赤尾さんのコメント(製品紹介パンフレトより)

生産者のお話にあるように、自然農法ならではのほのかな心地よい甘味を感じます。古代の人々は甘味を野菜や実から取っていました。今の甘味料に慣れてしまった「あ~甘いもの食べた~い!」というようなスイーツの甘味とは全く異なる自然の甘味がとてもエレガントです。

つきまさ静岡工場 静岡県島田市落合490-3 電話:0547-36-9223
Mail: tenkuu@a1ehsv6qtsukimasa,net

[メーカー公式ページ]
https://tsukimasa.shop-pro.jp/?pid=142123478

[日刊イトイ新聞 インタビュー記事]

https://www.1101.com/store/nihoncha/tsukimasa/2018-06-25.html