健康ワインの定義について

1、原料となる葡萄は有機栽培を基本とする。(化学肥料および農薬不使用)

2、自然酵母を使用した醸造。

3、醸造の工程で可能な限り自然工法を優先している。

4、上記、1~3のいずれか、またはそれに準ずる条件で作出されたワイン。

5、遺伝子組換え種苗を使用しないこと。

世界の健康ワインについて

 ワインの伝統国フランスでは1980年頃からオーガニック農業が推奨されてきたため、オーガニックワイン(biologiueビオロジック)のガイドラインがあります。

 有機の先進国、ドイツの哲学者ロドルフ・シュタイナーが提唱した自然主義に基づくビオディナミ農業をはじめ、「減農薬」「有機肥料使用」「亜硫酸無添加ワイン」「自然派ワイン」など様々な表現で健康的なワインであることをアピールしていますが、どれもメーカーや任意団体が独自に認証しているもので厳格な基準については整備されていない現状です。

 日本では有機JAS認証を得たワイン用葡萄畑で収穫された葡萄を原料としたワインでも、ワインボトルには「有機JAS認証ワイン」と記載する事は認められていません。これは有機JASを管轄するのが農林水産省であることに対し、ワインの製造を管轄するのは酒税法により国税庁となっている為です。

オーガニックの定義

国際有機農業運動連盟(International Federation of Organic Agriculture Movements)は有機農業を下記のように定義し宣言しています。

有機農業は、土壌・自然生態系・人々の健康を維持させる農業生産システムである。それは、地域の自然生態系の営み、生物多様性と循環に根ざすものであり、これに悪影響を及ぼす投入物の使用を避けて行われる。有機農業は伝統と革新と科学を結び付け、自然循環と共生してその恵みを分かち合い、そして、関係するすべての生物と人間の間に公正な関係を築くと共に生命(いのち)・生活(くらし)の質を高める」

私たち協会は、上記のIFOAMの基本理念に基づき、健康的なワインや食を通じて、「 関係するすべての生物と人間の間に公正な関係を築くと共に生命(いのち)・生活(くらし)の質を高める」 ことを目指しています。